具体的なテクニックとかではなく、ギャンブルに対しての心構えみたいなことが書かれています。
「『あぶく銭』という言葉は金輪際、忘れろ」(→ギャンブルで勝ったお金は正当な「報酬」)とか。
「勝ったお金は即刻銀行に入金してしまえ」とか。
ただ、このへんはこのゲームをやっている以上、実行できないのが悩ましいところですが。この前の18万円も、普通なら10万くらい残しておきたいところですからね。
あとは、「『当てる』と『稼ぐ』はまったく違う!」とか。
この本では収支だったり馬券の買い方だったりを指しているのですが、同じ「当てる」でも、自分の中で根拠のはっきりした馬券で「当て」たいものです。
前にも書きましたが、当てるにしても単なるラッキーではなく、しっかりとした自分の考えで馬券を買って、その上で勝てるようになりたいです。
それこそ、「競馬はデータの蓄積がすべて」(→とにかくたくさんのレースを見ること)とか、「競馬新聞の予想に振り回されない」とか。
いろんな心構えみたいなものが書かれてはいますが、結局のところ、常に客観的に自分を眺めて、今の自分が負けパターンの思考に陥っていないかをセルフチェックできればいいのだと思います。
ただ、負けている時に冷静になるというのもなかなか難しいので、そういう時にこの本をパラパラめくって、冷静になってフラットな状態に戻せばいいのではないでしょうか。
「バイブルみたい」と書いたのはそういう意味で、そういうことを常に確認していれば、それだけで回収率は上がっていくと思います。